ご挨拶
宮崎で設計事務所を営んで30年、住宅づくりでは当たり前ののように墨付け、刻み、棟上げと当たり前のように行われていた。
20年ほど前にプレカット工法が広まり、墨付け、刻みを見かけなくなり、このまままでは日本の木材加工技術(仕口・接手等)、大工の技が途絶えてしまうのではないか、このままでは駄目だと思い、手刻加工の住宅を造りの少しでも技術を残せる努力をしようと務めていました。
そこで出会った、伝統構法で造られた建物「なぜ地震大国日本で残っているのか!」
ここに日本の建物創りの原点があると思いました。これを後世に残し伝えていくのは私達の使命だと思います。皆さん一緒に如何でしょうか、よろしくお願いします。
一般社団法人古民家再生協会宮崎南 代表理事 作田 耕一朗